一生に一度になる人も多い家づくりでは、細部にもこだわって理想に近い家を完成させたいところです。安心して長く住み続けたいと思うのが普通ですので、災害に強い家づくりを目指すことも必須です。注文住宅ではこだわる部分に費用をかけられますので、耐震性や耐久性を追求して部材を選ぶことができます。近年では巨大地震や集中豪雨による河川の氾濫等の自然災害が増加傾向にあり、災害に備えた注文住宅づくりは誰もが気にするところです。
重要なポイントになりつつあるため、施工会社の方でも力を入れて取り組んでいます。1981年に新しい耐震基準が導入されて耐震性が強化されていますので、それ以降に建てられた建物は一定のレベルを保持しています。それに加えて最近の注文住宅は免震や制震のシステムも導入されていて、地震に強いつくりがレベルアップしている状況です。それぞれに特徴がありますので、比較して検討する必要があります。
導入している会社では詳細な説明をホームページ等に載せていて、どのような仕組みで地震に強い建物を実現しているのかが分かるようになっているため、一度閲覧してみるのがお勧めです。火災への備えとしては、燃えにくい素材や有害物質が発生しにくい素材を使うのが一般的です。被害を最小限に食い止めることができ、所有する建物だけでなく近隣への被害も防げます。防火性に関しても使われている素材がたくさんありますので、依頼を検討している会社ではどのような素材が使われているのかをチェックすることが重要です。